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浜崎あゆみ&松浦勝人との相性ホロスコープ「M愛すべき人がいて」(ネタバレあり)

こんにちは。民乃魔女です。

 

今日は、ホロスコープの恋愛・相性占いについてです。

 

Kindleで小説「M 愛すべき人がいて」を読んで、
浜崎あゆみさんと&松浦勝人さんに興味が出たので
ホロスコープをみてみる事にしました。

 

 

今回は「M愛すべき人がいて」の本の一部を抜粋しながら
私の感想とともに解説していきたいと思います。

 

ドラマや小説をみた方ならよりわかりやすいと思います。
見ていない方でもわかるような説明はしていきます。

※ネタバレ含みますのでご注意くださいね。

 

 

人生を導いていく相性、そしてすれ違う恋愛

 

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浜崎あゆみ松浦勝人ホロスコープ

 

Mはあゆの生きる目的を与えてくれた人

上記図の内側が浜崎あゆみさん、外側が松浦勝人さんです。

 

まず印象的なのが、お互いの「太陽」が重なっている点。
さらにあゆの「月」「水星」に、松浦勝人さんの「太陽」が重なっています。

 

あゆにとって、松浦さんはよき理解者であり、価値観を広げてくれる存在でしょう。
特に月・太陽の相性は結婚の相性とも言われている、縁の深いものです。

 

福岡から上京し芸能事務所に所属していた彼女は、自分らしい仕事ができずある日辞めてしまい、そこで、彼女は生きる目標を失ってしまった。
そんな時に出会ったのがM(=松浦勝人さん)だったと。

 夢もなくて。フラフラとして。やりたい、と力んで言えることもなくて。それなのに。今の私は、明日のことしか考えなかった自分を、過去の自分だとはっきり思える。その人に会って、「歌手になれ」「デビューのためにトレーニングをするんだ」とターゲットを与えられる度に、そこへ向かって一歩を踏み出し進んでいく自分を愛しんでいる。

 

人生、生きる目的は太陽が司っています。
このあゆの太陽(生きる目的)に、松浦勝人さんの太陽が照らしてくれたのです。

 

ビジネスパートナーとしては、太陽×太陽は切磋琢磨し高め会える関係になります。
事実、結果的にあゆは自分で自分をプロデュースする力を手に入れたのです。

 

お互いに夢を見やすい。恋心を抱きやすい存在

まず、あゆはMへの気持ちは恋心とすぐに認めています。
のちにMは「気づいたら惹かれていた」とのことでした。
あゆはMへの尊敬する気持ちが、自然と恋心に変わっていったのでしょう。

Mは、デビュー前から何度もプライベートでバーへ誘っていました。
もしかしたら早い段階であゆに対していろいろな思いがあったのかもしれません。

Mの「月」にはあゆの「海王星」がソフトに関わっています。
Mがあゆに酔ってしまう相性です。
恋愛感情を抱きやすいでしょう。
ただ、Mがあゆに甘くなりすぎてしまい、仕事上の仲間からはよく思われない傾向があります。
実際、二人の関係は会社ないから反対の声が多かったようです。

そしてあゆの「金星」に、Mの「海王星」が重なっています。
これはあゆの愛情や芸術性をMが高めてくれる相性です。
あゆにとってMは、いつまでも憧れの存在であり続けるのです。

 

アーティストとしてのあゆは、Mによって引き立てられたのは間違いありません。
もちろん彼女が厳しいレッスンを受けてきたからこそではあります。
それでも一緒にいると不思議とパワーをもらえていたのでしょう。

 

またMはあゆのセンスを認めてくれやすいでしょう。
あゆが歌詞を書いたのも、Mが書くようにいったからです。

あゆの水星にはMの「木星」がソフトに関わっています。
水星を「言葉」としたら、木星がそれを「広げる」。

 

(あゆが初めて考えた歌詞をMに披露する)

こんな歌詞しか書けないのか、とあきれられるかも知れない。その怖さが、どんどん膨らんで行った。(中略)

「その歳で、想いをこの言葉にできるなんて、本当に凄いよ」

「……ありがとうございます」

「お前には才能があるよ。もっとどんどん書いていけよ」

茨の蔓のように体を縛っていた不安が、粉々になって消えていった。

「これからも、思ったことを、そのまま書いていけばいいよ」

「できるのかな……、でもやってみます」


歌詞を描き続けられたのはMがいて、そして肯定してくれたからなのではないでしょうか。

 

すれ違いやすい二人

一般的に男女の恋愛は「金星」と「火星」で見ます。
女性側が金星、男性側が火星である角度が取れると恋愛に発展しやすいのです。

 

二人のホロスコープには、金星と火星の関わりはありません。
ただし「火星」同士が90度で激しく関わっています。
これは性的な結びつきが強く、激しく求めあっていくでしょう。

 

ただし、これは愛より憎しみが勝りやすい関係で、
仕事ではお互いの足を引っ張り合うこともあり得ます。

 

二人でいれば非常にエネギッシュではありますが、
ぶつかりやすい相手なのです。


実際、とても愛し合っていたはずなのに
二人はすれ違っていきました。
お互い多忙すぎて会える時間も少なかったでしょう・・。

 

仕事のパートナー、そして恋人だった二人

この小説はどこからどこまでがフィクションで、
ノンフィクションなのかはわかりません。

ただ、二人が出会って、あれだけのヒットを立て続けに生み出したことは事実ですし、
あゆがあれだけの歌詞を生み出し続けたのも
二人の埋まらない溝に憂いて「絶望」を感じていたからなのかも知れないと考えると
とてもしっくりくるのです。

 

アーティストの感性は、平凡な日々の中というより
自分の中の葛藤や苦しみから絞り出して生まれて磨かれるのかも知れないと
私個人的には考えています。

 

小説の中では、二人がどれだけ激務だったかということが窺い知れます。
秒単位のスケジュール、そして睡眠時間もままならない。

これは、彼女のホロスコープをみるとわかります。
彼女は6ハウスという場所に天体が非常に集中しているのです。
「太陽」「月」「水星」「冥王星」の4つ。
特に冥王星があるので、要求に応じた働き方を強いられやすく、
それが太陽のある生き甲斐につながりやすいんですね。

 

以上、お二人の相性についてでした。
またこれからも何か自伝を元にしたホロスコープ解説をしようかなと思います。
それでは。