ウォッチャーのウィッチが気分で書くブログ

人生観、西洋占星術にまつわる話を中心に更新中。

自分の人生に責任(覚悟)を持つこと。〜ずっと誰かのせいにしてばっかりだった私へ〜

こんにちは。民乃魔女です。

 

半年ほどバタバタと過ごしてきて、ようやく肩の荷が降りたのか、
年末に向けて家の片付け・掃除に取り掛かれるようになりました。

 

どうしても「社会的な自己実現(仕事)」に向けて突っ走る癖があって、そういう星周りもあったせいか、なかなかうまく手が抜けないのですよ・・。

 

ということで、「人生に責任を持つことの大切さ」について実体験をもとに語ります。
またまた今回もお説教臭い話です。
ただ、自分のしょっぱい昔話が前半多いです。苦笑

 

界隈をみているとどうしても「甘っちょろい」考えの人ばっかで何かガツンと書きたくなってしまうのです・・。

 

※サブタイトルの
〜ずっと誰かのせいにしてばっかりだった私へ〜
は既視感がある方いらっしゃるかもしれません(笑)

 

それでは本題へ参ります。

 

 

いつも「親」のせいにして生きてきた私

自堕落な大学生活

中学生・高校生の時の私は、将来特にやりたいこともなく
部活に恋愛に全力投球でした。


大学へ進学する目的も特になく、やりたいこともなかったので、
なんとなく美容系の専門学校に行きたいと母に伝えたところ大反対を受け・・。
母の強い希望もあり、仕方なく受験勉強をし大学へ通うことにしました。

 

そして大学進学を機に地元を離れ、県外で慣れない一人暮らしが始まります。
料理もできない、洗濯機すら自分で回したことすらない。
家賃と学費は親がなんとか工面してくれましたが、
光熱費や携帯代、食費、雑費等は自分で払う必要があったのでバイト三昧。


私立大学(芸術系)だったせいか、
友人は裕福でお金に困っていない人ばかりで、
なぜ自分ばかり貧乏なのだと何度も嘆きました。
遊びに行くお金すら捻出するのが厳しかったのです。

 

大学生活は、正直言って充実感はありませんでした。
自分は「親のために」大学に「通ってやっている」という姿勢で、
自分の意思ではないと思って過ごしていたからです。

 

そんな姿勢の大学生活は荒んでいて、寝坊して遅刻ばかり。
一応単位は抑えていたし、ストレートに卒業はできましたが、
やるべき課題もそっちのけでいつも現実逃避していました。

そこで私は、いつもこんなことを思っていました。

「こんな惨めなのも親のせいだ。
 そもそも私は大学なんて通いたくなかった!
 うまくいかないのも私のせいではない。」

 

不遇は全て家庭のせいで、責任感なんてまるでなく、
課題をやらない自分に自己嫌悪を抱きつづ、
それを人のせいにし、なかったことにしていたのです。

 

社会人になって、さらに生活は厳しくなる

大学を卒業した私は、とある小さな会社に勤めます。
そこは業界全体がブラックだったこともあり、深夜残業も当たり前でした。
残業代は一円も出ないし、ボーナスもありません。

社会人になってからはもちろん生活費は全て自分で払っていましたが、
正直言って学生時代より厳しい生活でした。
ずっと体調不良で、体がだるく、鬱に近い状態にまでなりました。
ここでも私は自分の不遇を嘆きました。


「自分ばっかり!なぜこんなに辛い思いをしなければならないのか!!
 せっかく親が求めるような業界に勤められたのに、
 褒められないし何にも報われない。
 私は一体、何のために生きているのか?
 何をしたかったのか?わからない・・」

 

自分はいつも“被害者”でした。
なぜなら可哀想な家庭に育ったのだと思っていたからです。
そして「親のために」進路を「決められた」と思い込んでいたのです。

 

「自分は悪くない。
 親がこうしろと言ったからやった!ただそれだけだ」と。

 

今思えば、これこそが
「人生に責任を持たない」他責的生き方だったのです。

 

 

自分の人生に自分で責任をとると決めてから、人生が変わった

新社会人として働き始めて、奨学金の返済も始まりました。
奨学金は300万円程度で、月々7万円程度の支払いです。
これは正直全く払えない金額で、当初は親と折半して支払う予定だったのですが、
急に「今月は払えない」という月が増え、貯金も全くない私は途方に暮れました。

 

「こんな生活ではだめだ。もう親の言う通りに生きて行けはいけない。
 いつまでも親のせいにしていては、多分何も進まない。
 全部自分で払うと覚悟を決める。
 もう今後一切、親には頼らない。」

 

そう決めてすぐに私は月々の返済額を下げて、
分割払いの回数を増やすように奨学金の貸主へお願いをしました。
そして親との連絡を一切断ちました。

 

ちょうど同じくして、私はなぜうまくいかないのか?
と言う原因を探るべく、過去の自分と向き合い始めたところでした。
「考え方の癖」や無意識の行動の意味を知りたくなったのです。
もしかしたらそこにヒントが隠されているのかもしれない、と。

 

今思えばこの時から私の人生は好転していくのです。


「自分の人生は自分の責任。誰のせいでもない。」

 

まずは生活を整えるために、稼げる仕事に転職した

ある朝、目が覚めると体が全く動かなくなりました。
起きあがろうにも、体が重すぎて動けないのです。
さすがにこれはまずい、と思い私は仕事を辞め、まずは休養を取りました。

 

貯金も全くなかったので、
繋ぎでクレジットカードのリボ払いを利用しなんとか生き抜き。
この時も絶対実家には戻らないと決めていました。
ここで頼ったら、元通りだと。
(私は時に自分に対してスパルタになる時があります。
この時もまさにそうでした・・。)

体調を戻しつつ、転職活動に成功し、年収は2倍になり
生活も安定していきました。
趣味にお金を当てることもでき始め、少しずつ人生が楽しいと思い始めました。

 

再度転職をし、結婚・出産、「自己実現」の人生へ

同じ頃に夫と出会い、結婚を意識し始めた私は
より良い条件の会社へ転職しました。
今度は自分の「本当にやりたいこと」ができる仕事に。

そして結婚し、出産を得て今があります。
当時の会社もすでに辞めましたが、あの頃と比べたら私はとても幸せです。

 

家族がいる幸せ、と言うのももちろんありますが、
何より「自分で自分に責任を持つ」こと、そして
「人生をコントロールしていく」ことができるようになってきました。
やりたいことにも日々チャレンジできています。

 

「誰かが悪い!」と言う人は、自分に責任を持てない人

昔の私はいつも誰かを妬み、羨み、ドロドロしていたのです。
だからこそ、界隈を見るとこの昔の記憶に共鳴するのでしょう。

 

いつも社会のせいにしたり、自分の境遇を嘆いたりするのは、
「自分は悪くない!」と大声を張り、
本当の自分から目を逸らしているだけなのです。

共通するのは「責任感がない」と言うこと。
失敗してもその責任を取らず、いつまでも子供のように駄々をこねているだけ。
そのような人生、本当に充実していますか?

子供の頃は親に依存してい生きていくしかないので仕方ない部分はあります。
しかし大人になれば、いつまでも過去のせいにしていては前に進めません。

初めは少し誰かの力を借りても良い、
けれど自分のケツは自分で持つ。

 

ただ、それだけのことなのです。

 

 

今日は自分の話がかなり長くなりました。
書いてスッキリしました。
それでは、また。