ウォッチャーのウィッチが気分で書くブログ

人生観、西洋占星術にまつわる話を中心に更新中。

金星をこじらせる人

こんばんは。そのへんの魔女・・天乃魔女です。

なんとなく名前を変えてみました。

 

そして今回のお題。

「金星」について。

※この話に登場する天体は「西洋占星術における意味」での金星です。

 

過去記事では「太陽」「月」に関して記事を書きました。

watchingood.hatenablog.com

 

watchingood.hatenablog.com

 

 

それでは本編に参ります。

 

「金星」期とは感性や人間関係を学ぶ時

西洋占星術では、天体それぞれに年齢域というものがあります。

金星は16〜25歳。

まさに青春真っ盛りの多感な時期。

 

金星は「感性」「愛情関係」「人間関係」「趣味」「恋愛」

などを司り、いわゆる娯楽的であり、受け身な星です。

星座でいうと「牡牛座」「天秤座」に当たります。

 

牡牛座は「五感」に優れていて、自分の中の感性がとても高い。

天秤座は「バランス感覚」に優れていて、人間関係や物とのバランスを美しくする。

この星座の特徴を兼ね備えているのが金星です。

 

金星期といえば、高校生〜20代前半なので、

「社交的」な人間関係について学んでいく時ですね。

また「感性」を磨く時期なので、その頃に感じたことは引きずりやすいし、

趣味で言えば服装、音楽などの好みなどもここで固まってくるでしょう。

 

 

金星期に青春を過ごせなかった人・・

そしてようやく本題です。

この金星期、リア充な人にとっては楽しかった素敵な青春かもしれませんが、みんながみんなそういう訳ではないでしょう。

 

この頃に叶えられなかったこと、というのは

歳を重ねていくほど引きずりやすいのではと思っています。

 

この願いというのは、

「ちやほやされたい」「愛されたい」「趣味に没頭したい」などの欲求が近いのではと思っています。

 

ただ金星自体は受け身な天体なので、

主体的に使わなくとも無意識に使えている天体ではあります。

 

がしかし、その願望が人一倍強いとこじらせる要因の一つではと思っています。

ホロスコープ(出生図)における金星の状態から傾向は掴めます。

 

金星を拗らせたパターン

出生図における金星がノーアスペクト、つまり他の天体と何も関わっていない場合。

これはモデルに多いようです。

いわゆる「美」の暴走。

これが良い方に現れると自分自身の「美」が輝くのでしょう。

 

しかし、ノーアスペクトは他の天体の影響を受けないことから

自分勝手に暴走しやすい性質を持っています。

良い方向であれば良いのですが、これを自分で扱えない場合は「他者」に投影することになります。

 

例の炎上弁護士さんはこの例ですね。

絶世の美女な彼女さんがいらっしゃるとのことなので、

自分の金星欲をしっかりと満たしてくれる存在が現れたようです。

 

ただここで問題なのは、

自分で天体を使わず他者に投影してしまうと

真の自己満足にはならないのです。

 

天体は自分で使うことが原則。

もちろん全ての天体を扱うのは難しいですが、

個人天体(太陽、月、水星、金星、火星)はせめて掴んでおきたいですね。

 

あと、自分の「太陽」をうまく使えている方が

金星を使うより心が満たされるでしょう。

太陽は人生の目的なので、この目的無しでは人生は真の意味での充実は得られません。

 

拗らせた金星期をバネにして生きよう

そして、拗らせるのは仕方がないと思うのです。

それをバネにすることができるからです。

拗らせるのは、叶えられなかった悔しい思いがあるから。

そういう思いがあるからこそ、何かを成し遂げる糧にもなる。

 

だから、自分の「金星」に関わることを他人に自慢してマウントしたり、他人の容姿や魅力に対してケチをつける暇があったら

自身の金星力(魅力)を高める時間にすると良いのではと思いました。

 

それでは、また。