ウォッチャーのウィッチが気分で書くブログ

人生観、西洋占星術にまつわる話を中心に更新中。

大人になってから読書が楽しくなった

こんにちは、天乃魔女です。

9〜11月頭までかなり忙しい日が続き、占いやブログ更新の頻度が落ちていましたが。

ようやく手が空いたのでちょこちょこ更新していきたいと思います。

 

さてさて、今日は雑記的なもので占いでもなんでもない話です。

 

よく界隈を観察していると、

「本を〇〇冊読んだ!」というアピールをよく見るのですが

今回はそういう話をしたいのではなく

自分が感じた本への話です。

 

 

もともと、本にあまり興味はなかった

大学までの私は、本とはほぼ無縁の生活でした。

一番熱中して読んだ本は、「ハリー・ポッター」と「ダレン・シャン」ですね。

ファンタジー、ダークファンタジーが好みだったみたいです。

それ以降、自ら本を手に取ることはほとんど無かったです。

(今思えば、あれだけ自由な時間があったのに、本を読まないなんて勿体無い・・)

 

大人になり、学びたい分野の本を読むことが楽しくなった

大人・・と言っても、ここ数年の話ではあります。

現在はアラサーの私ですが、新しい分野の仕事にチャレンジするため、それに纏わる本を買い始めました。

新しい分野を学ぶ、そしてそれが理解できて形になっていくことが楽しくなって。

自分の知らないことを学ぶ意欲が湧いてきました。

気づいたら、仕事に纏わる本はどんどん購入するようになりました。

 

私にっての本は、自分の知らない体験・知識を教えてくれるもの

未知の分野を知ること、私にとってはそれが娯楽のように感じていて。

だから小説を読むより、自分のスキルアップに繋がる読書が多いです。

自分の価値を高めてくれる、それが私にとっての本。

 

それは自己満足の世界、そして仕事に役立てるためのもの。

理由は明確で、人様にそれをアピールするものでもない。

アピールするとしたら本を読んだ結果、自分が行動を起こして何か革命が起きた時・・くらいですかね。

 

本を読む理由はなんだっていい。

たくさんのジャンルがある本の世界。

だからこそ「何を選ぶべき」かなんて、それはその人次第なのです。

本には選び方があるわけではなく、その人に、その時に必要だと感じるもの。

それが良い本だと思っています。

 

 

それではまた。

金星をこじらせる人

こんばんは。そのへんの魔女・・天乃魔女です。

なんとなく名前を変えてみました。

 

そして今回のお題。

「金星」について。

※この話に登場する天体は「西洋占星術における意味」での金星です。

 

過去記事では「太陽」「月」に関して記事を書きました。

watchingood.hatenablog.com

 

watchingood.hatenablog.com

 

 

それでは本編に参ります。

 

「金星」期とは感性や人間関係を学ぶ時

西洋占星術では、天体それぞれに年齢域というものがあります。

金星は16〜25歳。

まさに青春真っ盛りの多感な時期。

 

金星は「感性」「愛情関係」「人間関係」「趣味」「恋愛」

などを司り、いわゆる娯楽的であり、受け身な星です。

星座でいうと「牡牛座」「天秤座」に当たります。

 

牡牛座は「五感」に優れていて、自分の中の感性がとても高い。

天秤座は「バランス感覚」に優れていて、人間関係や物とのバランスを美しくする。

この星座の特徴を兼ね備えているのが金星です。

 

金星期といえば、高校生〜20代前半なので、

「社交的」な人間関係について学んでいく時ですね。

また「感性」を磨く時期なので、その頃に感じたことは引きずりやすいし、

趣味で言えば服装、音楽などの好みなどもここで固まってくるでしょう。

 

 

金星期に青春を過ごせなかった人・・

そしてようやく本題です。

この金星期、リア充な人にとっては楽しかった素敵な青春かもしれませんが、みんながみんなそういう訳ではないでしょう。

 

この頃に叶えられなかったこと、というのは

歳を重ねていくほど引きずりやすいのではと思っています。

 

この願いというのは、

「ちやほやされたい」「愛されたい」「趣味に没頭したい」などの欲求が近いのではと思っています。

 

ただ金星自体は受け身な天体なので、

主体的に使わなくとも無意識に使えている天体ではあります。

 

がしかし、その願望が人一倍強いとこじらせる要因の一つではと思っています。

ホロスコープ(出生図)における金星の状態から傾向は掴めます。

 

金星を拗らせたパターン

出生図における金星がノーアスペクト、つまり他の天体と何も関わっていない場合。

これはモデルに多いようです。

いわゆる「美」の暴走。

これが良い方に現れると自分自身の「美」が輝くのでしょう。

 

しかし、ノーアスペクトは他の天体の影響を受けないことから

自分勝手に暴走しやすい性質を持っています。

良い方向であれば良いのですが、これを自分で扱えない場合は「他者」に投影することになります。

 

例の炎上弁護士さんはこの例ですね。

絶世の美女な彼女さんがいらっしゃるとのことなので、

自分の金星欲をしっかりと満たしてくれる存在が現れたようです。

 

ただここで問題なのは、

自分で天体を使わず他者に投影してしまうと

真の自己満足にはならないのです。

 

天体は自分で使うことが原則。

もちろん全ての天体を扱うのは難しいですが、

個人天体(太陽、月、水星、金星、火星)はせめて掴んでおきたいですね。

 

あと、自分の「太陽」をうまく使えている方が

金星を使うより心が満たされるでしょう。

太陽は人生の目的なので、この目的無しでは人生は真の意味での充実は得られません。

 

拗らせた金星期をバネにして生きよう

そして、拗らせるのは仕方がないと思うのです。

それをバネにすることができるからです。

拗らせるのは、叶えられなかった悔しい思いがあるから。

そういう思いがあるからこそ、何かを成し遂げる糧にもなる。

 

だから、自分の「金星」に関わることを他人に自慢してマウントしたり、他人の容姿や魅力に対してケチをつける暇があったら

自身の金星力(魅力)を高める時間にすると良いのではと思いました。

 

それでは、また。

バチェロレッテ福田萌子さんホロスコープ。本物の愛(家族)を夢見る人

バチェロレッテシーズン1を全て試聴しました。
※バチェラーシリーズ、全て見ているファンです。

そして、初代バチェロレッテの福田萌子さん。

聡明で、無邪気で、芯のある強い女性で、
とても魅力あふれる人柄だなと感じ
興味深いのでホロスコープを見てみました。

※多少ネタバレ要素あり


心で繋がる萌子さんの「ファミリー」感

まず目がいくのが蟹座にある、
ぴったり重なった太陽と月。

太陽は父親を示し
月は母親を示しますが、
福田萌子さんが言うご両親の話とぴったり。
お父様もお母様も常に一緒だった、と。

また、彼女は
自分に嘘はつけない、自分の感情を大事にするタイプでした。
それは素の自分(月)と、表の自分(太陽)が
同じだからなのでしょうね。

そして太陽と月は蟹座です。
蟹座は家族を大事にします。
家族とは、実際の家族だけでなく
自分がファミリーと決めた身内も指します。
心を許せる仲間 に近いですね。

実際彼女は血の繋がっていない弟さんを本当の家族のように信頼し、慕っていました。
これが彼女にとっての家族(ファミリー)なのでしょう。

そして、バチェロレッテに参加した男性達を、愛情を持って接していたのも分かります。
福田萌子さんにとっての彼らは、仲間でありファミリーでもあったのかなぁと感じました。

海王星による深い情緒面

さらにこの太陽と月には海王星が180度から影響しており、人の感情に寄り添ったり、読み取る力があったのかもしれません。

バチェロレッテでは、福田萌子さんの涙する場面が特に後半では多いのが印象的で、
これはこの海王星が与える感覚や感情面の豊かさにあるのかな、と。

本当の愛とは何か

彼女がバチェロレッテに参加する上でのテーマの一つ。
それが「本物の愛を探す事」。

残念ながら、結婚相手に巡り合う事はできませんでした。
彼女の探す本物の愛とは、一体何処にあるのでしょうか。

私が思うに
バチェロレッテに参加した男性陣みんなへの愛こそが、実は本物の愛なのかな、と思ったりしました。

結婚相手=本物の愛 なのか?

彼女は本物の愛=結婚相手を求めて参加した訳ですが、見つからなかった。
それはつまり、好きになれる人が見つからなかった、ということですね。

人を異性として好きになる事と、本物の愛は
私はイコールにはならないと思っています。

ただ、福田萌子さんにとって、
「家族」は自分のアイデンティティでもあり
かけがえのない存在なのでしょう。

この家族感に、海王星も関わっているので
どうしても夢見心地な家族感になりやすいのではと思っています。

「ドラマチックな出来事があって結ばれた」
と過去の話をされていましたが、
まさにそういった「ビビビ」っと来る物が
彼女にとっては大きなファクターなのではと感じました。

芯の強さは冥王星のパワー

また太陽と月に冥王星も120度の位置にあります。
冥王星はカリスマ性の星。
彼女の「旅の終わりは、私が決める。」という言葉の強さは、冥王星の絶対的なパワー(凄み)を感じました。

「人から言われても関係ない。
私が私の人生を決める。」

そこまでハッキリと言える強さ。
男性陣もそれらに圧倒されていたような気がしました。

そして太陽と冥王星の角度に誤差が少ないため
恐らくお父様からの影響を強く受けており、
理想の結婚相手もお父様のような人を求めているのかもしれません。

総括

今回のバチェロレッテは
とても人間味のある福田萌子さんらしい作品になったと思います。

それは蟹座の水サイン(感情的な繋がり)的なものがあったからかもしれません。

次回作も期待です。
それではまた。

自分のエゴ(太陽)を押し付ける人

こんばんは。そのへんの魔女です。

私が普段ウォッチをしている界隈がここ最近物騒で。

ある弁護士が、インターネット上の誹謗中傷めいた投稿を片っ端に開示請求し、最終的な裁判は起こさずに示談という形に促すような流れを作っています。
(依頼主は複数いらっしゃる様子)


そんな流れを見て、思ったのです。

この訴訟活動は、「誹謗中傷を無くす!」という大義に託けた、弱いものいじめのようなものだと。


そしてそれは何のためなのか。
社会のため?
違う。「自分のため」だ、と。


自分のエゴを社会に押し付けている
そんな状況に感じました。


という事で、
今日は占星術的観点を含めた自論をまとめます。


※本記事はあくまでも私の「自論」です。
 相手の人格を貶める意図はないことをまず述べておきます。



自分のエゴは「太陽」が示す

占星術で言う、表向きの性格は太陽星座が示しています。

これはいわば「なりたい自分」であり、自意識で作り出す性格、
つまり自分の生きる目的です。

ただ、この太陽はあくまでも自分だけの「エゴ」であり、これだけでは社会や他人への配慮はできません。

自分らしくあるために必要な太陽ですが、
行きすぎるとどうなるか・・。


「エゴ」だけに囚われた人はどうなる?

このエゴのみに固執すると、
自分を表現する事にばかり意識がいくため、他者との協力関係が結びにくくなるでしょう。

例えば自分がやりたい事に挑戦する時、
その目的のみに焦点を当てると周りが見えなくなりますよね。

つまり、他人がどう思おうが関係ない。
自分のやりたいことのみ注力する。

でもそれって、その時は良くても
結果的に良い方向になるとは思えないのですよ。


社会的意義のある事のはずが・・

太陽は自分の個人的な目的や目標です。
これに「社会的に人の役に立つこと」が加わることでより「社会的意義のある」生き方となり、周りからも自然と支援されより充実していくでしょう。

しかし、「個人的なエゴ」なのに、あたかも「社会的意義のある事」として無理矢理自分のエネルギーをぶつけてくる人・・

それが冒頭に挙げた彼、そしてその依頼主である彼女でしょう。


「誹謗中傷をなくす」という本来の目的。
しかし、どうやらなぜか「批判だと思われる意見でも、まとめて裁判所に判断を委ねる」ようです。
これは個人的なエゴを社会的意義に当てつけているだけでしょう。

またさらに、匿名への対応は弁護士とは思えない言動の数々。
これって、自分の憂さ晴らしとして誹謗中傷する人の行動となんら変わりないと思います。



なぜ、自分のエゴを押し付けてしまうのか

私は彼らを見ていて感じたことがあります。
それは、「自分のコンプレックスを引きずっている」ということ。

このコンプレックスは一体どこからくるのか。
これは幼少期〜青年期に当たるころ。

占星術では月、水星、金星期に当たります。

「月」は「感情」を司り、幼少期に受けた影響。
「水星」は「知性」を司り、小学生〜中学生までに受けた影響。
「金星」は「感性」を司り、高校生〜24才までに受けた影響。

これらの期間で何かしら傷ついた経験があり、それらを解消しきれていない。


特に一番大事なのは「月」です。
これは自分の根本的なものを示しています。
マズローの欲求5段階で言うと、「生理的欲求〜安全の欲求」に相当します。

自分の生命維持のための安全圏です。
これが脅かされると、人は守りに入ります。

おそらく、彼らはこの部分がとても弱いのです。


自分そのものに自信が持てず、社会にその想いをぶつけてしまう

これはよく「自己肯定感」の欠如と言われていますが、
自分への評価が不安定で、人と優劣をつけることでしか自分が測れないのです。

人が生まれ、親に育てられ、いずれは独り立ちしていく。
その過程で、根本にある自分自身を受け止めることができず、心の成長が止まってしまっているのです。

この「心」とは、人との繋がりのなかで自分の居場所を見つけていく、落ち着く場所、心のホームを指します。
それが彼らにはないのだと思っています。

なぜならこの「心」がきちんと成長していたら、他人を思いやることが出来るからです。
これは自分の思いをぶつけることによって人が傷つくことに気付けるのですが、これができないと他人に迷惑をかけてしまうということまで想像ができないのです。


そしてその結果、人との情緒的な繋がりより、社会的な価値に身を置くようになるでしょう。

自分への価値は他者からの客観的な評価に依存します。
わかりやすい肩書き、社会的地位、お金などに固執するでしょう。
しかしそれらをいくら手に入れても、心が満足することはないのです。

その負のループから抜けられず、社会でもがいている姿は、見ていてとても痛々しいのです。


批判を「攻撃」とみなし、過剰反応してしまう

心が脆い彼らは、行動に対する批判を「攻撃」とみなすのです。
この心が脅かされるのは、自分自身の人格が破壊されるような気持ちになってしまうからです。

おそらく彼らが堪えるのは、わかりやすい誹謗中傷ではなく「批判」なのでしょう。
過剰防衛的な反応です。

攻撃したから攻撃し返す。そのつもりなのかもしれません。

そして今回、「気にくわないから法的に対処する」という流れになってしまっているのだと思います。
これは弁護士資格の濫用ではないでしょうか。


月(感情)が満たされないから、太陽(エゴ)を押し付ける

まとめると、自分の根本的な心が満たされないから、
不必要な誹謗中傷狩りを行なっているのでしょう。

自分の太陽を輝かせるためには、やはり月が満たされていないと心から満足しないのです。
彼らはその想いでがむしゃらに生きているのだと思います。

しかし、今回の弁護士という立場を利用した行動は看過できません。
それに、本人のためにもなりません。

まずは自分がなぜそのような事をするのか考えて欲しいと思います。
ご本人は正義のつもりなのかもしれませんが、どう考えてもやりすぎですよ。




という事で、以上、私の自論でした。

【書評】はあちゅう著「婚活っていうこの無理ゲーよ。」感想(ネタバレあり)

こんにちは、そのへんの魔女です。

本日は、はあちゅうさんの著作
「婚活っていうこの無理ゲーよ。」を読んだ感想を書いていきます。


※ストーリーの内容に触れているため
ネタバレ要素含みます。ご注意下さい。

28歳女子三人組が、婚活ゲームをする物語

このお話に登場するのは、28歳・女性4人。

そのうち既婚の一人を除く、独身3人(美香、かえで、舞)が主人公。
彼女たちは大学時代の同級生同士。
そこに恋愛を通して、男性が描かれています。

28歳独身女性、世間から結婚を意識させられ、
自分達は一体いつ結婚できるのか…
そろそろ婚活した方が良いのかと思い始めていた彼女たち。

そんな中、主人公の一人が婚活ゲームを提案します。

3人の女性が誰が1番早くクリスマスまでに彼氏をゲットするかを競うことにしたのです。
1番の人には、ホテルのスイートルームを得る権利が与えられました。

(そのうち1人はすでに既婚者なので、アドバイザーとしての参加。)


仕事に恋愛に奔走する女性たち。
さて、一体誰がこの婚活ゲームを制するのか…

というそんなお話です。

既視感のある設定

はあちゅうさんファンならここで気づいたかも知れませんが、
クリスマスまでに彼氏を作るって
確か彼女が大学時代ブログに書いていたネタ…ですね。

話の冒頭から、なんだかデジャブ感を覚えました。

登場する女性の区別がつかない

4人の女性は、年齢こそ同じでも職業は違います。
しかし、それぞれのキャラクター設定としてはかなり弱い。

名前、仕事の設定はありますが、
それ以外の個人を識別できるような表現はなく、みんな似たような話し方をしています。
一体誰が話しているのか混乱してしまう。

特に4人の女性が同時に話し始めると
頭の中が混乱します。
名前と仕事でしか人格を区別出来ないので。

感情に特有の個性がなく、同じようなタイプの女性でした。


登場する男性は、みんな「お前」呼びをするイケメン

これ結構個人的に気になった所です。

登場する男性は、
既婚者(主人公と不倫中)、元彼、新彼とそれぞれの主人公に関わってきますが、
なぜかみんな語り口調が同じなのです。

特に、気になったのが。
女性主人公に対してみんな「お前は・・」と言っていところ。

男性は、彼女に対してそんなに「お前」呼びしますか?


あと、人物描写ではゴツゴツした男性らしい手、そして整ったり顔立ち・イケメンという人が2人。
なんだか人物像が被ってしまう。


そして、どの男性も割と無責任。
彼女に対して、感情的に寄り添ってくれるようで
彼女の気持ちを汲んでくれない。
気にしない、気にしない!のドンマイ的思考。


もちろんそれもありですが、
こうもっと繊細な男性がいるとか真面目で硬い人とか、
色んなタイプの男性のストーリーもあれば
よりバラエティに富んだ話になったのかななんて思ったりしました。

なんか男性像の描写も、物足りないんですよね。

話に登場する女性ははあちゅうさんで、男性はしみけんさんみたい

そこで結論なんですが、この見出し通り
恋愛に紛争する女性ははあちゅうさんで
登場する複数の男性は、
事実婚されているしみけんさんのような人物像なのですよ…。

お二人が夫婦対談をされている記事をみる限りでは、
口調・考え方がお二人そのものなのです…。


…いや、それがダメとか言うつもりはないのですが。

想像力で人物像を頭の中で作り出す作業が楽しかったりするのに、
その醍醐味がなかったのが少し残念だなあと思ってしまっただけです。


前半は、女性達の婚活話。後半は、かえでの仕事への想いが中心のような

婚活話がメインだったはずが、後半はかえでがこのストーリーの主人公に感じました。
ライターかえでの仕事にかける情熱が途中から増えてきて・・
なんだかはあちゅうさんと被る感覚です。

しかし、仕事に情熱がありながらも、実態は違うのではと
私はこのかえでに違和感を覚えました。


かえでは仕事に対してやりがいを感じていると言う発言。

仕事が好きだ。
私という一人の人間には力も何もないけれど、仕事は、自分には何かがあるのだと信じさせてくれる。
お金を稼ぐためだけに仕事をしている同世代もいる中で、お金だけではなく、やりがいを感じられる仕事につけていることは本当に幸せだ。


また、かえでがフリーランスについて語るシーン。

フリーランスが会社員と違うのは、やればやるだけ稼げてしまうところ。
ー中略ー
成長度合いの指標が、収入くらいしかないから、依頼された仕事はつい受けてしまう。


お金のために仕事をしている訳ではく、やりがいを感じている。
しかし、成長度合いは収入(お金)でしか計れない・・。
あれ、矛盾してないか?

具体的に、やりがいについて語られるシーンはなかったと思います。

結局、仕事・そしてフリーランスとしてのやりがいって、「お金」だったのか?


私個人の考えですが、仕事のやりがいって例えば「ありがとう」と感謝されたり、
自分の書いた記事を褒めてもらたり、認めてもらえたり・・
と思っているのですが、

かえでの想いからは、
そういった職業としてのプライドはあまり感じられませんでした。


もちろん、それがダメなわけでは無いですよ。
ただ、これってはあちゅうさん自身が抱えている
やりがいに対する価値観が「お金」「職業・肩書き」だけに囚われていたりして・・と思ったまでです。



不倫に傷ついている友人にかけた言葉が・・

あと、もう一つ引っかかったのが、
不倫されて傷ついた友人(彩)にかえでが、厳しく詰めるようなシーン。

彩「すごく謝ってくれてるけど、許そうとは思えない」
か「それはなんで?」
彩「それだけひどいことされたから」
か「許さないってことは、別れたいってこと?」
彩「それはない。別れたくはない」
か「じゃ、いつかは許さなくちゃだめだよね。いつ許すの?」
彩「・・・・・・・」

かえでが言っていることは間違いではないでしょう。
しかし、傷ついて何も悪くないと思われる友人にかける言葉がそれですか・・。

許さなきゃいけない、ってなぜかえでが言うのだろうか。
そこは辛かったね、と受け止めてあげるだけじゃダメだったのだろうか。


結末は・・

とりあえず、あり得る恋愛パターン勢揃いと言った感じで
夫の不倫、元彼と復縁、付き合ったけど破局、とそれぞれの結末があり物語は終わりました。

スイートルームは、残念ながら女子のみで泊まると言うオチ。


総評

あまり難しい表現はなく、ありのままの女性達が恋愛を繰り広げるストーリーなので
普段読書をしない方でも読みやすい本だと思いました。

お値段も手頃で、定価は500円(税別)です。
ただ、500円だすのなら、私は漫画を買いたいな・・と思いました。

今回、私ははあちゅうさんと言う作者に興味があって購入したので、
はあちゅうファンは買うと良いと思います。
私はそれなりに色んな意味で楽しませてもらいました。

他人をコントロールしたい人々

こんにちは。そのへんの魔女です。


界隈ウォッチをしているとたまに目にする某メンタリストさんのこと。

Twitterでの発言を見る限り、本人の心の闇しか感じない…と思いホロスコープをチラ見してみました。

メンタリストになったのは理由があった?

パッと見て気になったのが、
冥王星スクエア。さらに金星も重なっています。

月は感情を示すので、ここに冥王星が絡むと激しい突発的な感情が現れやすくなります。
キレると収集がつかなくなるタイプです。
また執着心も強いでしょう。

基本的に強い感情を持つので、
それが他人にぶつかると…。

さらに支配欲も強くなる傾向にあるでしょう。

誹謗中傷をする人に対して異様にキツイ言葉を放っていますが、あれは脅しに近いですね。
脅しというのは、相手を強制的にコントロールしたいという心理からではないでしょうか。

メンタリストを名乗るのもなんとなく肯けます。
他人のメンタルを掌握し、コントロールする。
まさに月冥王星の力を使っているなと。

そしてこれが特殊能力としてエンタメになれば良いのですが、その力をTwitterで暴走させてしまうのはどうかなと思ったりしました。


支配欲に支配される人はもう一人

そこでふと気づくことがありました。
某作家先生のことです。

彼女は太陽に冥王星が緩くですが関わっています。
何事も極端な思考の持ち主ですが、
さらに自分の言う事が絶対!という節も彼女の発言や行動から見うけられます。

自分のサロン生にお金を払わせ、タダで仕事をやらせる。
それが今の時代のやり方だ!という…
それなんていう奴隷制度?な訳ですが。

他人からみたらおかしいことも、本人からしたら当たり前の考えなのだと思います。

主君に従うのは当たり前!なんですよ…きっと。


影響力が欲しいから、インフルエンサーになる?

この界隈の方々は「影響力」を持つ事に重きを置いている気がしています。

影響力というのは、自分の行動が他人に影響を与えるという事。

気になるのが、具体的に何を人々に影響したいのかというのがあまり見えてこない事です。

有名になること、人に影響を与える…
それって何のために?

強迫観念に囚われた人

恐らくですが、
冥王星の強迫観念に囚われているのでしょう。

圧倒的パワーを誇る冥王星
その力は絶大です。
それは時に、人に脅威やインパクトを与えます。


それをどうか、ポジティブな面で使って欲しいなぁと思うのでした。

月の感情に支配された人々

こんにちは。そのへんの魔女です。

ホロスコープ鑑定を募集させていただいてから
多数の方にご依頼いただき、忙しくも毎日充実した日々を送れています。
ありがとうございます。


さて、界隈ウォッチが日課の私ですが
今日は月に関する本を読み、
界隈人の方々に共通すると思ったので書きます。


月を出しすぎると社会生活に支障が出やすい

占星術の世界の「月」では、その人の性格を表しています。

例えば太陽星座が牡羊座だったら、表向きは荒々しく逞しい積極性が見えますが
月星座が反対の天秤座だと、リラックスした家ではバランス感覚を生かして家が整っていたりきれい好きだったりします。

本人の性格を表す月ですが、
これは表向き、社会などで積極的に出すのはよろしくないでしょう。

というのも、月は他人の感情を理解できないので、「自分自分自分」と自分のことばかり考えてしまい、結果的にネガティブな側面が強くなります。
もしも社会で太陽の自分を発揮できていれば、ポジティブな面を出せるでしょう。

月は無意識の状態で発揮されます。
無意識なため自覚しにくいのです。

その月の状態でネガティブになっている自分を客観視できない場合
不満ばかりぶちまけてしまうのです。
それがまさに某女史の行動に現れていると思いました。


いつまでも自分は可哀想だと思っていても救われない

某女史は、女性である自分に対して貶されてしまったことを自著に書いたり、ブログやSNS、様々な媒体で気持ちを吐き出しています。

それがダメというわけではありません。
ただ、いつまでも自分は可哀想だと言っていても何も変わらないどころか
相手を憎み続けていても、自分は幸せに離れないでしょう。


過去、私も傷ついた事をいつまでも根に持ち
相手に対して恨んだり憎んだりしたこともありました。
しかし、その感情に支配されているうちは、人生があまり楽しくないし
いいことも無かったです。

確かに本人にとって傷ついたことは事実かもしれません。
それをすぐに忘れろとも言いません。
なぜそれを自分は憎んだのか、ということまで深掘りすると答えが見つかると思うのです。

月は動物的な本能

無意識でリラックスしている状態は、人間というより動物に近いそうです。
もしこの月に行動を支配されすぎると、理想の自分からは遠くなるでしょう。

もちろん一人でいるとき、家族や身内なら理解してくれるかもしれません。
しかし、社会生活では、月(無意識)より太陽(自意識)を使った方が、よりその人が輝くでしょう。

なのであまりにも月ばかり持ち上げておくと、自分の気持ちばかりで相手の気持ちが分からなくなり、結果社会に不満だらけになる。
そこで火星(攻撃力)なんかが強いタイプだと・・
自分の不満ばかりを他人にぶつけてしまうでしょう。


負の感情だけに任せた社会行動は、ちょっと考えもの

ということで、
ネガティブな感情だけ抱えて生きるのは精神衛生上もよろしくないし
節度を持った生き方をした方が、より充実した人生になるのになぁと思った今日この頃でした。